うなぎの栄養価について

スタミナ食の代名詞
「ウナギの栄養価」

栄養満点!スタミナ食として知られるうなぎ。
うなぎは古くから滋養強壮食品として
薬膳的にも様々な効果があるとして食されてきました。

身体の抵抗力を高めるビタミンAや
疲労回復に良いビタミンB1を豊富に含むので、
確かに夏ばて予防食材ともいえます。

うなぎは美味しいだけではなく、
栄養素の宝庫とも呼ばれ、
身体の健康をつくる上でとても大切な働きをしています。

どんな栄養素が含まれているの?

うなぎはビタミンA・B1・B2・D・E・DHA・
コラーゲン・EPA・ミネラルなど
身体に大切な栄養素が大変豊富に含まれています。

特にビタミンA・B群が豊富で、
一日に必要な摂取量を約1尾で十分まかなうことが出来ます。

ビタミンAは1500μgとチーズの約4倍、たまごの約6倍、
ビタミンB1は0.75mgとほうれん草の約10倍と言われています。

豊富なビタミンの宝庫

ビタミンAが豊富なうなぎは、骨や歯の発育を促進し、
風邪予防にもつながると言われています。

また目のビタミンとも言われるビタミンAは
目の健康に欠かせない栄養素です。

ビタミンAは脂と一緒にとると吸収率が上がるため、
脂の多いうなぎと大変相性が良いとされています。

ビタミンB1は、脳神経系の正常な働きを助けます。
糖質を代謝するため、ご飯と一緒に食べるうな丼は
疲労回復効果には最適。

また、足のむくみを予防する働きもあると言われています。

ビタミンB2は、髪や爪、お肌などの
健康保持に役立ち、美容効果があるとされ、
ほうれん草の約6倍含まれています。

骨や歯を強くするビタミンDも大変豊富で、
イライラを抑制する効果もあると言われています。
細胞の老化防止や成人病予防とされるビタミンEも
レタスの約3倍以上と大変豊富に含みます。

姿の似ているあなごと比較してみても、
その栄養価の高さがわかります。

分類 エネルギー ビタミンA ビタミンB1 ビタミンB2 ビタミンD ビタミンE
うなぎ蒲焼き 293kcal 1500μg 0.75mg 0.74mg 19.0μg 4.9mg
穴子蒸し 194kcal 890μg 0.04mg 0.11mg 0.8μg 2.9mg

文部科学省 日本食品標準成分表2015 七訂 可食部100g当たり

脂質を多く含むうなぎ

サバ・イワシに多く含まれると言われている
DHAもうなぎも多く含みます

血管を丈夫にして血液をサラサラにする働きがある
とされるEPAもうなぎに多く含まれます。

血液の病気を予防するのに大変効果があるとされています。

このDHAとEPAは身体の中でつくることができない
必須脂肪酸と言われるものです。

脳細胞や神経を正常化し、
血液の健康管理にとても重要な栄養素のため、
食べ物から摂取すると良いとされています。

とってもヘルシーなうなぎ

うなぎは非常に栄養価が高く、
脂もノッた食べ物にもかかわらず、
100g当たり293kcalと実は低カロリー。

またうなぎはコラーゲンをたっぷり含みます。
皮の部分はもちろん、
身の部分にも繊維コラーゲンが含まれており、
ダイエット中の方にも嬉しいスタミナ料理です。

若々しく健康な肌を維持するのにも
うなぎの蒲焼きは大変おすすめです。

最後に

以上うなぎの効果について見てきました。
ウナギは古く万葉集にも登場しており、
その頃は薬膳的に使われていたそうです。

「美味しさ」だけではなく、
「栄養」「美容」の面でも鰻はとても優れた食材なんです

 

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