かわすい通信vol.69 うなぎの稚魚の漁について

こんにちは!

うなぎ屋かわすい 本店店長の川口ヒロシです。

 

本日は僕からかわすい通信をご案内します。

 

 

さて実は今の時期、うなぎの稚魚の漁が盛んに行われております。(^o^)/

 


うなぎの稚魚って実はこんな感じなんです

 

アップにするとこんな感じ

 


透明で大きさは、つまようじぐらいになります。

 

大体1匹0,2gの重さで1kgで約5,000匹ぐらいあ

これが大体7ヶ月から1年ぐらいを目処に大きくなって出荷されます。

 

この稚魚たったの5,000匹で、なんと高いときは250万円以上で取引されておりますが

 

反対に安いときは100万円を下回る価格が取引されますので物凄い価格差があり、

 

半ば博打要素もある怖い怖いお仕事であります。

 

最近2年連続大不漁だったのですが、今年はどうかといいますと、かなりの豊漁です

 

朗報を聞けて嬉しいかぎりです。(^o^)/

 

2年間取れなくて、今年も取れなかったらまた価格が上がるのかなっと思って

 

どうしようかなという気持ちになっていたのですが、とりあえず今年は今より高い価格には

 

ならないと思います。

 

さてこのうなぎの稚魚の漁ですが、どうやって行われているかといいますと

 

うなぎの稚魚ですが、実はインドネシア沖のマリアナ海峡あたりで孵化されると

 

言われております。そしてその生まれたばかりの稚魚が黒潮にのって

 

日本までやってきます。ですからうなぎの稚魚の漁が盛んなのは主に太平洋側になります。

 

鮭の場合は川で卵を生んで海に向かって行きますが、

 

うなぎはこの逆で海で卵を生んで、川に向かってきます。この特性をいかして

 

うなぎの稚魚が海で生まれてから川を遡上してくるところを捕まえます。

 


稚魚の漁を行っていい時期が各都道府県で決まっており

 

大体12月~3月ぐらいになります。そしてこの時期の海はかなり寒く、

 

漁は夜の時間帯におこわなれます。船に乗って明るいライトを海に向けて照らしたり

 

川辺で胴付長靴と呼ばれる胸ぐらいまである特殊な長靴を履いて片手にライト、

 

片手に網を持って川の中に入っていき、稚魚を捕まえます。もちろん稚魚を捕まえることが

 

出来ればですが・・・ただ潮回りが悪く、漁が不漁のときは、坊主なんて日もあります。

(当店では写真はないのですが、うなぎ 稚魚 漁と検索していただければ

 漁をしているときの幻想的な写真が色々とあります。)

 

ただこの漁の光景を離れて見るとすごく幻想的でキレイですので機会がありましたら、

 

是非とオススメしたいところですが、見られる際は防寒をしっかりして

 

見に行ってくださいね。(^o^)

 

P,S

ちなみにうなぎの稚魚の漁は誰でも参加できず、免許がいりますので

儲かるかもと思って捕りに行かれないようにお願いします。m(_ _)m

 

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